今週の新刊

今日も昼はとらのあなに。灼眼のシャナとデュアンサークか。シャナは割と引っ張っている状況で次がクライマックスとは限らない。
それより伏線が消化できるのかという問題もある。一般人に渡された討ち手からの贈り物。実は忘れられているんじゃないか?w
最近富士見ファンタジア文庫の元気が無い。新刊は出てるが各作家のペースが遅れているというか。他のペースが早いだけかも知れないが。
元々ライトノベル系を好んで読むようになったのはスレイヤーズが最初。実に20年近く前の話だ。
それまではファンタジー物はどちらかというと硬派で、ドラゴンランス戦記や指輪物語だった。
そして当のスレイヤーズも復刊は出てるものの、神坂一は最近さっぱりだな。似たようなシリーズがたくさん出てきているおかげで
昔は個性的であっても今は標準。ライトノベル業界も今でこそ大量に出版されているが今後は淘汰が進むだろう。
結局のところ、ある程度「属性」が付加されたヒロインが売り物になるかどうかで決まってしまう気がする。つまりは殆どが「キャラ物」に成り下がっている。
だから昔は世界観ありきで次にそこで生活するキャラクター達、だったものが今は逆転してキャラクターありきでキャラを活かせる世界観を作っていく形だ。
最近のネットゲームもキャラクターをコンテンツに置き換えるとそのまんまの現状になっていると考えられる。だから韓ゲーのどれもが世界が扁平でつまらないのだ。
そういう意味ではDDOは前者であり、詳細な世界設定があるために色々な繋がりが楽しめる。ROなんかは元が前者で徐々に後者にシフトしていっている例だろう。
最初はコミックの通りに世界を作ってシステムも作ったが、世界を拡大するにつれてコンテンツを活かす為の、バランスを取るための世界を追加する方向へシフト。結果はご覧の有様だよ。
長く楽しむなら前者に特化したほうがいいな。FF11もどちらかというと前者だし、FF14もそうあって欲しいものだ。