EverQuest3

どうも次世代のEQが開発されているようだ。EQ2よりEQ1に近いとか。
EQ2で不評だったのは主に敵のグループ化、装備の薄っぺらさ(多様なようでいてどれも大差ない)なので、前者については
EQ1を踏襲してくれるとうれしい。ちなみに壁越えヘイトは踏襲しなくていいw
後者はステータスの影響がいまいち分かりづらいシステムだったからDEX+10って書いてあっても必要かどうかといわれるとうーんって
感じだったし、高性能アイテムはステータス付加がやたら多いだけの代物だったために貰っても素直に喜べなかったり。
アイテムの名前はやたら多いのに、いざ装備すると見た目はどれも似たようなものだったということもあったな。
総じて、EQ1のNajena靴、イフ靴、グールベインのような「欲しい!!」と思わせるアイテムが少なかったのがイマイチだったと記憶。
EQ2にも速度靴はあったけど、廃人しか無理的な超長いクエスト必須でやる気がしなかったな。
 
ネームドの分布も疑問符があり、火山の奥のダンジョンを苦労して進めたのに何もいませんでしたとか当たり前だった。
やはり「ここは怪しい」というところには何かあってほしいというのがユーザーの心理だ。ただ広いだけのマップ、レアなしで
思わせぶりに敵をたくさん配置しましただけでは冒険する気になれない。冒険=苦労=見返りが黄金のパターンといえる。
EQ1はその点で優秀だったと思う。きついダンジョンの奥には必ずボスがいる。途中にもちらほらネームドもいる。
ボスをやる力がなければネームドをやるもよしって感じで十二分に楽しめた。自分的にLowerGukがベストオブベスト。
EQ1も拡張パックで亡霊がいるなんとか城あたりまでは面白かったけど、ドワーフの城あたりからちょっと覚めていた。
三つ巴のFaction調整ゲーになった頃からEQ1はダメになったと思う。
 
EQについて語ると話題が尽きないな。EQ3にはVanguardのような道を逸れてしまった後続にはなってほしくないな。
これまでのEQ関連作品についてまとめると、
 
EQ1・・・不朽の名作。拡張パック第一弾のブラックドラゴンあたりがピーク。以後惰性。
EQ2・・・LV25くらいまではいろいろと充実していてよかった。中盤以降は見た目だけ派手な内容に反して中身は薄っぺらかった。
Vanguard・・・最初の生まれの時点で離れすぎて知り合いと意思疎通できない欠陥あり。中盤以降はほぼ作業キャンプゲー。
 
EQにはEQの良さがあるので、WoW系のようにどんなとこにもクエNPCが居て経験稼ぎとクエによる装備増強が可能
なんていう親切クエゲーを求めるいるわけではないということも付け加えておく。
「あの山には恐ろしい竜が住んでいるでな、近づかんほうがええ」と言ってる一方で、「インプを10匹倒してきたら報酬をやろう」とか
言われたら普通「えっ」って思うわなw WoW系も似たような作品がたくさん出て飽和しているが、やはり冒険者としては、
「村人はだれも近寄らないし、その名を呟くのも恐れている。しかし静止を振り切って向かった先には想像以上に危険なモンスターと
魅惑の財宝が!」という展開に期待するのであります。それこそがファンタジーとしてのリアリティだと思う。