レター

よしPレター2回目が出た。これを見る限りは、競売はまだ開発にも取り掛かっていないということと
エストはFF11のようなNPC単位のものは増やす予定が無いことは見て取れる。宅配もサチコも
言及していないところを見るとそこまで手が回らないのかもしれない。また、カンパニーのイメージは
エオルゼアの危機に備えた互助組織的なものらしく、中世の大きな意味でのギルドとは違うようだ。
たぶんFF11のバス・ウイン・サンドの軍隊みたいなものなのだろう(FF14での三国は軍隊らしい軍隊が無いため)。
そうするとリージョン的な概念も持ち込めるし、獣人との支配度のマップも復活するのかもしれない。
FF11の軍隊所属の概念自体はまあ悪くないと思う。FF14のオリジナリティを追求するよりFF11で安定していた
コンテンツを、というのも頭では理解できる。。。そのまま持ち込んでうまくバランスされるかは別だが。
 
戦闘の修練修正は20以上のRでの入りやすさの緩和と言っている直後に20-23を緩和しますと
続けており、24以上はどうなんだと思ってしまう。明日にならないとなんともいえないが、修正概要だけ
見るととても期待できそうに無い。。。格上で多少上がるといっても限界があるしな。逆に格下ソロは完全死亡だ。
 
もうひとつ、戦闘での不安点は、今の仕様だと通常PTが15人までOKということだ。FF11では通常PTが6人、レイドPTが
18人までよかったのだが、FF14は通常とレイドの区別がないためにリーブPTなども15人がデフォルトとなっている。
ということは、20LVの15人で40の敵を殴ってうめーっていう可能性があり、人数を揃えるだけ揃えて物量でランクの高い
敵を叩くという戦術もへったくりもない人海戦術が当たり前になりかねない。民族大移動のごとくワーッと1匹ずつ敵を
潰して移動する光景が容易に想像できる。爽快感のかけらもない戦い方が普通になったらそれはそれでやめる人が
増えるだけだろう。戦闘職メインならなおさら、自分だけが強いのを誇示したいわけで、俺TUEEEEEできないゲームも
未来が無いといえる。表面的な事だけに拘ると「物欲」「自己顕示欲」といったものを発揮する場を奪うかもしれない。
人間は「欲」で動く生き物だから、それが活かせないところには居られない。七欲とはよく言ったもので、ネトゲでも
 
傲慢・・・最強厨
嫉妬・・・晒し厨
憤怒・・・自治厨
怠惰・・・寄生厨
強欲・・・物欲厨
暴食
色欲・・・出会い厨
 
暴食以外は行き過ぎると上にあてはまるわけです。それぞれの欲を適度に刺激できるのが長く続くゲーム。
失敗すると、「うへへへへ俺様最強皆殺しw雑魚はどけwww」「あいつレアたくさん持ってやがるしうぜえ。冤罪で晒してやる」
「Sayでしゃべるんじゃねえクズ。マナーってもんがわかってねえのか?」「お、PT募集があるな。追尾だけしてニコ動見てようっと」
「そのアイテムは私が使う事が理に叶っているんです。あなたが取っても無駄だから譲ってね」「こいつ女だ。仲良くなって携帯番号聞くか」
という世界になるわけです。あれ?どこかで見た光景だな。。。
 
勿論欲そのものが悪いわけではなく、適切に機能していて他人に迷惑を掛け捲らなければ楽しむための潤滑油になる。
そもそも欲が全く無い人間はネトゲなんてやりませんしおすし。
 
話は変わるがアップデートに力を入れる以外にエオルゼアの歴史や世界観もしっかり打ち出してほしいとは思う。
何年前に大戦があったとか古代の高度な文明があったとか神々の時代の戦いがどうとか。現代のみに
フォーカスするとどうしても世界が薄っぺらくなってしまいがちだ。クエストでPCは過去を見れる能力とか
使えるけど、キャラごとに個別の特殊能力を持たせて(瀕死になるとリジェネレーションを開始するなど)、
奥行きを出すのもいいかも。全員が特殊能力者、というだけでは差別化が無く面白みに欠けるし何より実感が無い。
考えれば考えるほどエオルゼアという世界に対する開発側の愛が感じられないよな。。。