引き寄せの法則・言霊編

日本には古来から『言霊(ことだま)』という概念がある。口に出したことは
現実の事象に影響するという考え方だ。実はこれは正しく、引き寄せにおいても
以下の順で現実が強化される。
 
①想像する(小~中)※想いの度合いによる
②文字に起こす(中)
③口に出す(大)
 
悪いことでも口に出さなければ現実への影響は少なく、口に出すと起こり易くなる。
例を挙げると、愚痴をよく言う人は口に出すことで愚痴りたくなる状況を
より強く引き寄せる傾向がある。うちの親父がその典型で、
「もう東京コロナ500人だ。何でこんなバカばっかり居るんだろう」と口にしている。
そうすることで「バカばかり居る」という現実が強化されて親父が見る世界には
さらに多くのコロナ患者の数字が見えてくるわけだ。悪循環である。
一人が思っただけで上記現実が強化されているわけでは勿論なく、多くの人間が
そう思っているからこそ数字が右肩上がりに増えている(ように見える)。
 
要約すると、悪いことは思う程度にしてさっさと忘れ、良いことは口に出すようにすれば
その人にとって悪い現実は明らかに起こりにくくなる。英語では口に出したりして
宣言することを「アファメーション」と呼ぶ。騙されたと思って実践してみるといいだろう。
 
ちなみに上記のように多くの人間が一定方向に『想う』ことで現実をその方向へ
強化するのが『集団意識』である。口に出すにしてもあまりに周りから見て現実から
かけ離れたことを言ってしまうと周りの人間すべてが「んなわけあるか」と思うため
現実を引き寄せづらい。預言者のジレンマである。無名の頃はブログにメモする程度で
実際に予知したことが当たっていたが、誰かがそれを見つけて有名になるにつれて
否定派が多くなることで上記集団意識の働きにより予知が当たらなくなる。
全ての予知がインチキとは限らず、上記パターンにより外れが増える場合もあるわけだ。
テレビに出るような占いとかは大抵はアレなので、見世物として見る程度にしておくべきだが。
 
話は逸れたが、宣言するにしても根拠のあることやささやかなことから始めて
次第に大きい事へとステップアップすると良い。健闘を祈る。