時空概論と未来予知について

まずは時間の概念についての仮説を述べようと思う。
基本的に我々はみんな、時間が過去から未来へと流れていくものと考えているが、それは本当に正しいのだろうか?
時間が流れていく性質のものであれば、少なくとも時間を流れさせる「モノ」が無ければならないはずだ。
だが、現代の科学でも時間を動かすために作用する物質を満足に発見できていないのが現実だ(仮説自体はあるが後付的なものが多いように感じる)。
そこで、逆に考えてみるとどうだろうか?我々が時空の中を動いていると。イメージとしては、時空の海の中を泳いで進んでいるような感じだ。
時空の海の中には無数の事象の点があり、我々はその点と点の間を意識的もしくは無意識的に「選択」しながら進むというわけだ。
故に、時空には考えられる全ての可能性の事象が同時並行的に存在していることになる。
そして、2次元平面的に考えれば、X軸とY軸があってY軸が絶対時間の座標ということができる。X軸は余剰時間の軸であり、意味はすぐ後で述べる。
我々は座標上の点と点を連続的に移動することで、通ってきた軌跡が線に見える。これがいわゆる「過去」である。
また、絶対時間以外にもう一つの時間軸があると考えており、一言で言うと「体内(体感)時間」である。
あなたは時折、時間がものすごく速く過ぎたと感じたり、逆に1時間でも1日のように感じたりしたことは無いだろうか?
これはY軸に対してどのような角度で進んでいるかで規定されると考えており、Y軸に対して並行であれば時間が一瞬で過ぎたと感じるだろう。
また、X軸に対して平行に近い角度で進むほど、軌跡としては長く経験しているので、同じ単位の時間に対して非常に長く感じるというわけだ。
つまり、自分が通った軌跡である線の長さが体内時間であり、Y軸に対して進む角度を決めるのがプラス思考かマイナス思考であると考えている。
プラス思考であるほどY軸に対して平行に進むことができ、たとえば常に前向きな人は絶対時間で30年生きたとしても非常に若々しい体である可能性が高い。
逆にマイナス思考が多ければ多いほど、体が経験した体感時間が長いので、同じ30歳でも白髪が多く40代後半にしか見えないということがありえる。
 
まとめると、以下のことが言える。
・時間が過ぎていくのではなく人間が時空の座標を進んでいく。そのとき、全ての事象は同時並行的に存在している(事象を経験することとは別である)。
・時間には絶対時間と体内時間がある。プラス思考の割合が多いほど体内時間は短くなり、老化を食い止められる。
(若さを保ちたいと考える人は常にプラス思考で過ごすといい)
 
さて、次に未来予知についてだが、上で述べたように全ての事象は同時並行的に時空にはすでに存在している。
ただし、人間は身体の制約を受けるために、一瞬で遠くの座標へ飛ぶことはできず、常に点と点を順番に進んでいかなければならない。
例外として、身体の制約を受けていない魂だけの状態の時には遠くの点をビジョンとして垣間見ることができる。
その例外とは、たとえば夢を見ている間であったり、瞑想をしている、トランス状態であるといったような身体と魂の関係が一時的に切れているタイミングである。
だから、予知能力者は夢でビジョンを見ることが多い。問題なのは、時空上の「1点」しか見れないというところである。
通常、地震のような災害はその地域の集合意識に影響を受けると考えており、ここで言う集合意識とはそこに住む人々の意識の方向性である。
つまり、人々が意識的もしくは無意識的に事象を選択することで、網の目のように事象のマトリクスが展開されるということだ。
多くの人は人生を99%以上「無意識」に生きており、無意識のうちに色々な選択を行っている。例えば呼吸についても常に意識的にしている人は少ないだろう。
無意識での選択とは、その人がそれまでの人生の中で機械的に判断できることを学習して意識せずに「選択」することを意味するので、
常に無意識的に生きる人であれば未来の予定図は大体確定可能である。
多くの人が無意識的に選択をしていれば、ある程度その地域の集合意識がどのような方向性をもつかは判断ができるということだ(マトリクスの先が読みやすい)。
そして未来予知とは、その地域の人々がほぼ無意識的に事象を選択していったときに最もありえる未来の1点を指定して覗き見ることであると考えており、
未来であればあるほど事象のマトリクスが複雑になるために的中しづらいであろう(個人に対する予知であればもう少し簡単だと思われる)。
そういう意味では、ジュセリーノ氏が10数年前からアル・ゴア氏のノーベル賞受賞を予知していた事はかなりすごいことなのだ(一応個人レベルの予知ではあるが)。
同氏は多くの地震予知もしているが、個人レベルの予知に比べるとそれほど当たってないと感じるのはやはり地域レベルの予知だからであろう。
 
長くなったが、自分が考える時空の概念と未来予知の理論はこんなところである。
文章的にわかりづらいところがあるかもしれないが、イメージを言葉にするのは中々難しい。。。(´・ω・`)