最近のAIについて

よく記事で「AIで活用」とか書いてあることが多いのだが、そもそもAIの主体ってどこにあるんだっけと気になったり。
インプットがあってアウトプットがある時にアウトプットを出すための一部のモジュールをAIと呼んでいるなら、
それってただの判定プログラムだよねと。自律機能があるわけでもなく、職人技的な内部ロジックをAIを呼ぶ風潮が
あるように思えるのは気のせいだろうか。なんかこう、サジェスト機能があれば確かに知能を持った相手に接している
感じを受けなくもないが、一般的にAI呼ばわりされているモノはそこまで行ってない印象。学習機能と言っても
ただの判断用データベースに過ぎず、きちんと返答しているように見えるのはテンプレートに判断結果のαを付けただけ。
 
漫画やアニメのように「知能を持つ」という現象は起き得ないのではないかと感じる。だって知能/知性を本当に持ったら
その知性体ってどこに存在しているのだろうか?人間だったら四次元体である魂があるから確かに「そこに居る」と
言えるのだが。。。知性に位置情報はない。魂に知性(+身体)が付属しているから主体的に動けるけど人工知能は??
知性を得るためのプロセスがそんな数秒で終わるものではないだろうから、漫画みたいにロボットの電源入れれば
前回電源を入れていた時の知能で動くなんてあるわけないんだよな。ゲームのセーブ機能じゃねえんだぞ。
 
記憶についても謎は多い。一般的には脳に記憶が保存されているとされているが、本当にそれだけだろうか?
「(産まれてきてからの経験では)知らないはずの事を知っている」という経験をしたことがある人がどれくらいいるか
分からんけど、記憶は単純に脳の保管分だけではないと思う事はある。もしかしたら21g()の魂さんだけでは容量に
限界があるので主な記憶はハードディスク相当である脳に保管して一部重要度の高い記憶はSDカードとして魂に保管、
と分散されているかもしれない。それならば前世の記憶がある特殊なケースについても説明は付くし、前世と言っても
全記憶保持してる訳でもないだろうしな。まああくまで仮定だが。魂に記憶が全く保存されないのならば、霊に人格が
あるわけがないとも言える。だって身体(脳)を失ってるんだからインプットになる情報がゼロなら自律できないだろ?
 
話はだいぶ脱線したが、とにもかくにもAIってただの便利な判定プログラムを格好よく言ってみただけだよなって言うのが
個人的な感想。そこに本当の実体なんてないのだから、「AIに職を奪われる〜」なんてのも無い。あるとしたら作業を効率化
することで無駄な仕事をしなくてよくなる程度だ。ロマンが無くて申し訳ないけど、現状人間が最高の人工知能ロボットで
あり、人工知能ロボットでは同族は作れないと思う。作れるとしたらそれは知性を俯瞰できる視点に立てる者だけだ。
「人間がロボットの訳が無い!失礼な!」と思う人に言っておこう。ロボットでないなら赤ん坊に「○○を覚えさせる」なんて
発想になるだろうか。それって我々が「AI」と呼びたがるプログラム群に対してやろうとしてることと同じだよね。。。