サイボウズ祭

MSNなどだとYahoo子会社がデータ5000件消失と極めて小規模であるかのように
書いているが、5000顧客(会社)のメールなどのデータ全てだからな。。?
末端ユーザー数で言うと桁が2つ3つは増えるだろう。予定やらメールやら設定情報やら
何やらが全部消えると。メールサーバーが明日会社に来たら吹っ飛んでいたと言われた
だけで卒倒しそうだが、積極的に予定表を入れているところで予定表が飛んでも同様だろう。
 
原因がrmコマンドを防ぐロジックが不具合で実装されていなかった&本サーバーだけじゃ
なくバックアップサーバーも同様に仕込んでいたために両方消滅。な、何を言っているのか(ry
普通全削除なんて特別な条件文の奥に隠れているもので、全削除ありきで○○の場合に
無視する、ってのは逆だと思うの。If文が機能してなければおじゃんだからだ。あっさり
消えた事自体テストしてないわけで、これもコストダウンのためにテスト工数を減らすなどの
弊害が発生していたのだろうか。笑えるのはお客様で取得されておられるバックアップ
データから復旧してくださいと書いてあるのだが、そういうのが要らないからASPサービス
なんじゃないのか。。。。つくづくASPサービスは怖いと感じる。前にメールパスワード忘れた
ときに本社に聞いたらASPサービスに問い合わせるのでと言って待たされたが、IDパス
自体も本社で一括管理していないわけで、10時まで受付は始まらないしでいらっとした
記憶がある。なんで100人もいない会社でレンタルサーバーなんて必要あるのかと
聞いたが、そういうもんだと誤魔化された。SEだが正直ASPサービス系は信用していない。
自分の知らないどこにあるかもしれないデータセンターに重要なデータを置いておく
ってのがどうなのよって。昔ホストSEだった時はデータ変更するにもテープに保管して
完全に別メディアに分けることで安心感を醸し出していたが、今は1行間違えれば
爆弾になる時代。銀行の預金もデータセンターが災害で壊れれば無一文になる。
いつも「全てをIT化していいのか?」と思いつつ作業する毎日だ。
 
ちなみにこれはミクロのレベルでも重要な例だ。PC内に例えばどこぞのゲームとか
サイトのIDパスをメモで持っていてもPCがぶっ壊れればなんだったか分からない。
紙の形でもある程度重要なことはメモしておくことをお勧めする。諸行無常という
訳でもないが、「データは消えるもの」という諦観は今の時代こそ必要だ。