BlueBack対策

ウチの二号機もそうだが、時々画面が青くなってPCが再起動をする
状況に悩まされる人が居る。機器そのものの内部のメカニズムには
特段詳しいわけでもないが、今までの経験からある程度理由は大別されると
思っている。

・ハードウェアの物理的破損 
・メモリ
・競合
・魔物
 
1点目は文字通り。セクタ不良だったりメモリが壊れてたり。セクタ不良は
チェックディスクのコマンドで判定できるので物理的な問題であれば
すぐ分かると思う。
 
2点目はメモリ使用率が振り切ってたり、HDDの容量が残り少なくてスワップ
の問題が発生したりとかその辺。HDDは最大容量の20%くらいは常に残して
おくのが望ましい。HDDの容量を空けてデフラグすると解決することも多い。
サウンドカードの問題の場合もこっちにあたるのだろうか。昔サウンドカードは
散々痛い目にあってるので、今はオンボード安定。
 
3点目はリソース競合によるIRQの問題だとか平行でいくつもアプリを立ち上げてて
同時に何かを掴みに行って競合したりとか。一番厄介なものであることが多い。
特にリソース競合はOS入れなおしても効果が無く、BIOSの管理側の問題だったり
することがあるので、最悪マザボ買い替えになるかも。機器を取り外して
付け直しても自分の経験では解決したことが無いな。リソース競合は普通に
バイスマネージャーで見ても出てない場合でも、セーフモードで立ち上げると
表示されることがあるので注意。手動でIRQやらメモリ領域指定でいけることも
あるが、ものによっては選択できないこともある。はっきり言って競合系は
素人には手を出しづらい領域で有効なアドバイスも提供しにくい。
 
4点目は割れ物注意というやつです。コンピューターウイルスとかスパイウェアとか
マルウェアとかの話で、P2Pソフトとか使っている人は特に注意しないといけない。
ウイルスとかにやられてなくても、ソフトのインスコ・アンインスコなど繰り返すことで
レジストリにゴミが溜まって動作が重くなることもありえる。全般的な対処法は
変なサイトを見ないとか必要以上にダウンロードとかしないとか定期的に診断ソフトや
ウイルスチェッカーで状況を確認するくらい。自分のPCで言うと一号機は常に
ネトゲ以外の用途では使わず、サイトも踏まないのでBlueBackを起こしたことが無いが、
二号機は色々サイト見たりゴニョゴニョしたりしているため定例の青画面再起動が
発生するということから考えると、"PC内の魔物"により問題が起きている可能性は
結構あると思う。ご利用は計画的に。スパイウェアはソフトによって判別できたり
出来なかったりするので、いくつかのチェッカーソフトで確認するのがベター。
 
また、ある日突然再起動が起きやすくなったとかの場合、何らかのCONFIG的な不整合が
ある可能性があり、「システムの復元」で直ることもある。システムはアプリのインスコなど
行ったときに復元ポイントを自動で作ってくれるので、1ヶ月以内くらいなら結構前の
状態に戻すことも可能。ただし、その間に入れたソフトなども消えるが。。。
 
というわけで、ユーザー視点の経験による分類だけど、ある程度切り分けは
出来ると考えている。
CHKDSKコマンド
・HDD容量確保・デフラグ
・セーフモードでのデバイスマネージャー確認
・ウイルスチェッカー・診断ソフト
・システムの復元
上記を全てチェックして解決しなければ、その道の専門家に聞くしかないだろう。
ボールは友達、もといPCは友達なので、面倒でも定期的にメンテナンスすることをお勧めする。