マヤ暦

最近2012年がどうだとかいう本が多く出ているが、そもそもなぜ2012年が取り上げられるようになったのかについて述べていく。
現在の365日周期の暦以外に260日を周期とするマヤ暦があり、マヤ暦は1月を20日として13月ある。俗に「13の月の暦」と言われる。
マヤ暦は260日を単位として26000年を大きなサイクルとし、さらに5分割して5200年を1つの時代として認識している。
26000年というのは地球の差異左運動の周期に合致しており、サイクルとしては理にかなっているといえるだろう。
そして今回、26000年周期の最後の5200年にあたり、それが2012年12月21日で終わるので話題になっていると言うわけだ。
そしてマヤ族の現在の長老であるドン・アレハンドロははっきりと「2012年で全てが終わるわけではなく、新たなサイクルが始まる」と言っている。
よって、「2012年終末予言」といった類のものは胡散臭いものが多いということになる。ただし、サイクルの節目として災害が増える可能性はある。
 
では、マヤ暦とはどんなものであるのだろうか。簡単に言うと宇宙のサイクルに応じたエネルギーの流れを表現したものである。
260日全てに割り当てられた「意味」があり、「KIN」と呼ばれるのだが、大別すると20のWS(ウェイヴ・スペル)という概念で表現できる。
WSのうち顕在意識を表すのが「太陽の紋章」と言われ、潜在意識を表す方がウェイヴ・スペル(以下こちらをWSで統一)である。表のWS・裏のWSと思えばいいだろう。
他に「銀河の音」という1-13の概念があるがややこしくなるのでここでは触れない。端的に言えばKIN(260種)=13(銀河の音)×20(WS)の組み合わせだ。
それらの関係を表すのが「ツォルキン表」と呼ばれ、以下の図である。

 
太陽の紋章は上から13個単位で区切られる20の行がそれぞれ割り当てられている。WSは単純に260のKINを1から13ずつで区切ったものである。
太陽の紋章は上記の表の左の表示を見る。WSの対応表は以下の通り。

 
これで260のKINに対する太陽の紋章・WSが判別できる。例えばKIN50であれば太陽の紋章「10 白い犬」・WS「4 黄色い太陽」である。
KIN自体は誕生日から判定する。判定用のページはこちら
KINから太陽の紋章・WS・銀河の音の意味を見ることで、生まれてきた目的などを読み解くことが可能である。
各年の誕生日のKINをみれば、翌年の誕生日までの「流れ」が何かも分かる。
 
また、太陽の紋章やWSには相性があり、「類似KIN」「反対KIN」「神秘KIN」というのが存在する。他に「ガイドKIN」もあるが説明が面倒なので割愛。
反対KINは文字通り正反対の存在で、お互いに無い物を認め合う関係であれば親しくもなるし、水と油の関係にもなりうる諸刃の剣。
類似KINは逆に似たような存在同士で気が合う関係と言え、仲がいい親友や夫婦はこの関係であることが多い。
そして神秘KINは強い絆の縁を持つ関係。どうしてかわからないけど非常に気になる人などはこのKINである可能性がある。
親しい人間であれば人生において重要な役割を持つことが多く、同性であれば非常に親しい親友になるだろうし、異性であれば運命の相手かも知れない。
例えば仲間内では和泉が自分の神秘KINであり、今のグループに和泉を引き込んだのは自分であることを考えると、この関係は宿命の1つなのだろう。
なにしろ中学から続いている友人関係などなかなかないもので、強い吸引力があるからこそ、とも言える。
 
類似KINの求め方は相手のKINとの和が19、神秘KINは和が21、反対KINは差が10の太陽の紋章またはWSの番号を持つKINである。
番号20は0と同じ扱いなので、20の人の類似KINは19になる。
ちなみに自分はKIN37・太陽の紋章「17 赤い地球」・WS「7 青い手」なので、上記で見てみると
太陽の紋章・・・類似KIN2/神秘KIN4/反対KIN7
WS・・・類似KIN12/神秘KIN14/反対KIN17
といった具合である。和泉はWSが「14 白い魔法使い」なのでWSの神秘KINという感じ。
 
最後に、鏡像関係といってKINの和が261になる人は特殊な関係である。もう一人の自分の片割れという感覚かも知れない。
自分の周りには居ないので具体的にどんな感じなのかは謎。KIN224の人居ませんかねw
 
以上だが、家族など自分の身近な人達との関係を調べてみれば、なぜ反りが合わないのかなどの原因が見えてくるのではないだろうか。