不自由化

TPPに関して「全ての品目を自由化させる」と首相が発言したというのをアメリカが
撤回しなかったことで、TPPに入ればそう発言したことを認めることになる。
つまりコメも含めて全て自由化。本来なら「ふざけるなそんなことは言ってない。
撤回しないなら入らない」と言えばいいのだが、アメリカの忠犬である野田が
そんなことを言うわけもなし。というわけで今後はTPP加入前提の話となる。
 
コメが自由化されれば当然700%という関税も無くなるのでそれに併せて
大幅に値段を下げざるを得ない→全農家死亡とは出来ないので下げた分を
補償することになる。要は関税分を全て農家救済用の金に回すことになるんだが
金の亡者たる野田政権がそのままで済ますわけは無く、「農家救済用特別増税」を
提案するのではないかと予想。補償はそちらから出して関税分は自分達に都合の
いい闇予算に流す。国民はバカだから「農家を助けるため」と理由を着ければ
何も考えずに賛成するだろうと思っているのではないか。本当にそうなったら嫌だ。
 
ということで補償さえされれば農家へのダメージは少ない。同じ額が補償されるとは限らんが。
じゃあJAの言う「農家に大打撃」とは何を指すのか。言い換えると「JAに大打撃」な
だけである。JAに登録してない野良農家は村八分にして半強制的に入会させて融資などの
サービスを売ることで儲けて来たのがやりづらくなると考えているのかもしれない。
とりあえずコメの闇流通は単価が下がることで無くなっていくのだろう。表向き売れた分だけ
補償額が比例して入ってくるのなら裏で売った分は申告できない。じゃあ作れば作るほど表で
売れば儲かるのかというと多分制限を掛けてくると思われる。コメだけでも一筋縄ではいかなそうだ。
無論、上記は1面からの見方に過ぎず、別の視点から見ると別の解決法はあるのかもしれない。
 
1つだけ確実に言えるのは、TPPに入るのはほぼ確定という事。何しろ野田は人の話聞かないから。
周りが反対しようが関係なし。体裁のいいこと言ってもやることは決まっている。ポチですから。