ヤーレンソーラーン

最近注目されているメガソーラー計画。発案しているのが孫正義とあって嫌う人も多かろう。
俺も好きなわけではないが、一つ言っておきたいのは社長というものは夢なり野望なりを
案に落とし込む役であり、それを実際に実現していくのは下の人間だ。つまり、ソフトバンク
よくやらかすハイクオリティ()な事件は、少しでも支出を抑えて「私はこんなにやれましたよ」と
どや顔で報告するために部下達が突貫手抜き工事をやっているのではないかということだ。
 
いくらなんでも1人の人間が全ての案件を監督できるわけもないので、孫正義に全ての責任を
押し付けるのは酷というものだ。もっとも、「上のごとく、下も然り」ということわざにあるように
本人がアバウトな性格のために下にもその性質が伝播しているのは否めない。付け加えれば
孫は人道的なことを重視する人間ではなく、野望の実現を重視する。エネルギーを制する者が
世界を制することを知っているため、誰も手を挙げない分野へ真っ先に乗り出したということは
明らかである。それでも敢えて言うと、その流れ(原子力代替エネルギー)は重要だと思う。
よって、「奴が言うから賛同できない」と子供じみたことを言うのではなく、常に監視しつつ
利用できる部分は利用するのが大人というものだ。少なくとも、東電の言う「原発の解体に数十年
掛かる」という理屈からすると、原発はトータルなコストパフォーマンスが大変悪いことが証明
されてしまっているので、すぐにでも次のメインエネルギーを模索するようにしなければならない。
 
時々「廃棄物は宇宙に捨ててしまえばいい」とか言い出す人も居るけど、そんなのは以ての外。
宇宙全体が地球人類の庭だとでも思っているのだろうか。。。地球でのことは地球で解決するべき。
(既にいくらかの廃棄物は宇宙に放り出されているが、その一部がデブリとして悪影響を懸念されている)
処理しきれない有害な廃棄物が多数出るという事は、人類には手に余るエネルギーなのだろう。