風邪のお話

朝礼で風邪をひいたときの人間の身体の防衛機能についての話があった。
人が高熱を出すのは、高熱により悪い菌を殺すためであり、その時点では汗はあまりかかない。
風邪系の菌は一定以上の熱に弱いため、高熱により駆除された後は体がOKのサインを出して
大量の汗をかき、熱を下げる。つまり、大量の汗をかくのは治りかけている証拠だ。
という話を聞いて、身体というのはよく出来ているものだと思った。
つまるところ、風邪が治る前に解熱剤を大量に飲むのは菌を殺せないことと同義なので
余計に風邪が長引くことになる。なかなか難しい問題ですな。