ダビスタオンライン

夏にβテストをやるらしい。思えばダビスタは自分的に白歴史と黒歴史がある。
まだPC9801版の頃に、NIFTY-SERVEで毎週実際のレースプログラムに合わせてレースが行われていたのだが、当時のダビスタ
調教時に併せ馬一杯をすると根性がつくが馬の能力の限界値を超えてステータスを伸ばせるという裏技があり、通称「改造馬」と呼ばれていた。
で、当時この辺があまりよくわかっておらず、半年くらいから一年程度の併せ馬では能力の限界を超えないという噂を真に受けて調教した馬を
レースに出そうとして出走禁止を受けた。重賞レベルの馬に勝てないし本当に能力限界を超えてないと思っていたのだが、そんなことは全くなく、
主催者(横井氏)に「あなたの馬はXX回併せ馬一杯を行っているため出走を拒否しました」と連絡をもらったときは馬のパスワードだけでそこまで
分かるのかと思うとともに、不正な馬だったという事実に愕然とした。その後、まともな馬を出すようになったものの、NIFTY-SERVEでは1500万下を
1回勝っただけで、全国レベルは高いと感じた。PC98時代に後味の悪い思いをしたことが今のネトゲなどでの不正者忌避につながっていると思う。
 
その後、ダビスタ96が発売され、アスキー公式のBCにダートで申し込み、のべ5-10万頭が参加したなかで決勝進出。場所はプリンスホテル
リアルタイムに行われた。そこで横井氏に会い、「NIFTY-SERVEでXXXだった者ですが」と自己紹介したら向こうも覚えていた。まあ、不正者
だったからね。。。w そして握手と共にダビスタの本にサインをもらった。結果は残念だったが、後日アスキーから決勝進出祝の盾が贈られてきた。
ちなみに顔写真は当時のファミ通に掲載された。雑誌なんぞに顔が出たのは後にも先にもこれだけだが。
 
以降のダビスタは最速馬=馬体重が軽い馬という変な方向に行ってしまい、あまり楽しめなかった気がする。どちらかというとイベント多めの
ウイニングポストにその後は傾倒していた。
 
今回のダビスタはどこまでがオンライン部分なのだろうか。ゲームでの育成部分とオンラインレース部分は別にしないとゲームにはならないし、
育成部分を切り離してクライアント処理とするとあっさり改造されそうな気がする。セーブ巻き戻しなしである程度サーバーで監(データ保存)できる
ようにしないといけない。毎週レースプログラムが本物の競馬のようにある場合は、出走する馬に対して別個に現在賞金や体力などのステータスを
設定しないと「毎週どの距離も同じ最強馬が居て台無し」という状況になりかねない。どのように進行していくかは興味があるところだ。