葬式

妹(ウチは犬も家族としてカウントするので妹である)が土曜未明に亡くなったので
午前中に葬式を行った。犬であっても人間同様葬式を行うのが家の流儀。
4匹目ともなると火葬場の人にも顔を覚えられていて、前より比較的骨の量は少なめだった。
身体が小さかったというのもあるか(と言っても大型犬なので1m以上だが)。骨を見ると
ある程度状態がわかるらしく、ストレスを感じていなかったようだ。死ぬ寸前まで愛されて
いたことが伝わっていたということだろうか。享年10歳で平均寿命9.5歳?だから大往生。
残るのは最後の1匹で同じ母の兄弟犬。こちらも脚が悪くていつまで持つかだが、まだボケ
などは発生していないのが救い。そういえば火葬場の爺さんが土佐犬は飼い主でも噛むので
買う人は多いが本当は飼ってはいけない犬と言っていたな。村長がタイムリーに土佐犬
買ったそうだが。。。
 
亡くなったと言えば寝る直前に弟の縁談の話があったせいか、夢で幼馴染と婚約しそうないい関係の
生活をしていた。彼女は中学に入ってしばらくして亡くなった(身体が元から弱かった)んだけどね。
中学の同窓会で亡くなった事を聞いたが、彼女は亡くなる時まで俺の心配をしていたそうだ。当時は
身体が弱くて学校を休みがちだったため、親近感を抱いていたのだろう。俺はと言うと私立中学に
入ってすぐ引越ししたため、彼女が亡くなる時に連絡が取れなかったと同窓会中に非難された。
それは家の都合であって俺が悪いんじゃないんだがな。。。子供と言うのは残酷なもので、俺一人が
その場で悪者ムードになっていて逃げるように帰った記憶がある。「彼女が苦しんでいた時に
あんたのこと呼んでいたんだよ。それなのに自分だけさっさと引っ越しちゃってさ」という言葉は
言いがかりではあるけど未だに忘れることが出来ない呪詛だ。その彼女が夢に出て来たというのは
どんな意味があるのだろうか。