橋下が色々改革案を出している維新の会だが、案自体は確かにいいものが多い。
・参議院撤廃
・首相を公選にする
など。ただ、保険金リセットはちょっと過激過ぎかも知れないが。問題点はやはりそれらが
｢実現可能か｣であるかに尽きる。維新の会だけでは人数的に最大の影響力を行使
するまでには至らないだろうから、徐々にそういった事をぶつけていくしか出来ない。
思いついたとしても実行に移されるまでに10年、20年かかるのでは意味がない。
そういった意味で県レベルでは実行できても国レベルではちと難しい。組織の大小だけで
なく、当然既得権益をウマウマ吸ってる害虫がわんさかいるので、実行に移す段階に
なると抵抗が激しくなる。利益があるところには高い確率で暴力団もいるだろう。
そういった連中とどうやって戦っていくかまで完璧にシミュレートしないと厳しい。
それらの壁を全て乗り越えて短期間で改革できる可能性はおそらく0に近い。
結局できることは次への足がかりになるように簡単だけど目立つような(悪く言えば
見た目だけ)政策を進めるくらいだ。実績を残せなければ後は無い。橋下の｢考え方｣に
ついてはITメディアなどで記事を見る限りは納得の出来るものではある。あそこの
記事の発言だけ見ると石原もまともなこと言ってるけど、奴は非実在青少年の件が
あるのでそちら方面は全く支持できない。ベースとなる思想そのものは悪くないが
偏見の混じった一部の過激思想がダメって感じだな。
話は戻るが、端下は生理的には好きじゃないが政治的な考え方は支持に値する
と思われるので、応援は一応する。小沢一郎も同様。嫌いだけど政治への｢思い｣は
本物だろう。他人を傀儡にして遊んでないで自らが前に出れば評価はできるんだが。
自分の手を汚してでも前に進もうとする人間は好きだ。
