寒さを感じないコツ

このところめっきり冷え込んでいる。週末はまた大雪の話も出ているくらいだ。
だが「寒い」というのはある程度まで感じなくすることが出来る。そのやり方を説明しよう。
 
まず始めに言っておくことは、「寒い」とは主観であるという事だ。そして主観とは思考である。
もう一つ言っておくことは、人間はパラレルシンク出来ない、つまり同時平行に別々の思考を
行うことが出来ない。一部例外はあるが、せいぜい数百万人もしくは数千万人に1人のレベル
なので気にしなくて良い。殆どの人がシングルタスクであると覚えておこう。
 
そこで次にやるべきことは、寒い=主観=思考であるということから、寒いの代わりに別の
思考で置き換えることだ。例えば家から駅まで朝の通勤で歩くとする。その間ずっと寒いと
感じるってことは寒い以外に何も考えていないという事なので、まずそこから今日やることや
家に帰ってやること、もしくは趣味の事について考えるようにする。そうするとそういった事を
考えている間に駅に着いてしまう。ここで重要なのは出来るだけ思考に没頭できるネタを用意
しておくことだ。可能な限り寒いという事を考えないようにすることで寒くなくなる。
 
実は寒いという思考を除外することでメリットもある。小さなことだが、身体が萎縮することを
防げるし、没頭する時間を増やすことで体感時間を減らす=年を取らないことにも繋がる。
前にも言ったが老化は体感時間に比例する。時間を牢獄にいるかのように長く感じれば
それだけ年を取り、時間が一瞬で過ぎ去ったかのように感じることが増えるほど年を取らない。
 
寒いと感じないようにするうえで注意することは、寒い←→それ以外の思考は綱引き状態で、
極端に薄着などのときは身体自身が耐えられなくなって寒いという思考以外を持続しにくくなる。
普通にある程度着込んでいれば問題ないが、裸でも寒いと感じないなどとは思わないこと。
勿論、師匠のように雪でも半袖の生き物は寒いと感じる以前に人外なので例外である。
寒いと考えなければ寒くない、これが真理である。心頭滅却すれば火もまた涼しと言うのは嘘で、
妄想満載ならば火もまた涼し、が正解だ。ちなみに携帯で一生懸命Web見てれば寒くなくなる
と考えがちだが、入力のために指で操作するところで寒いという思考に戻りやすいので注意。
思考は外部インターフェースが少ないほど持続しやすいと覚えておこう。