崩壊の序曲

AIONで課金切れの人が新たに3ヶ月課金するのをやめて引退するケースが増えているようだ。トリ魔も通夜らしいな。
もともとの設計思想で天と魔の人口バランスを取るために色々と制限していたところから何かおかしかったのではないだろうか。
サーバー規制で知り合いとプレイしたいのにキャラを作れなくてその時点で諦めた人も多数いるし、入口が狭い割に出口(去る者は追わず)が広い。
引退者が出てもキャラは残っているので相変わらずサーバーのキャラ作成規制状態。これでは新規は始める気にもならんだろう。
 
ゲーム内容も全く規制をする気のないRMTマンセーな仕様のため、真面目にやっている人間が馬鹿を見る。せめて運営がRMTBOT
対してまともに取り組んでくれればともかく、ガンホーと同じ親会社のNCJではやはり駄目だった。課金パッケージばかり推奨しててはな。。。
システムはそれなりではあったが、レベルが上がるにつれてクエストも減っていき、めちゃくちゃ大変な廃装備ゲットクエストだけがある状態。
LV50以上を見越していない設計のため、レベルキャップも解除されずにカンスト&ゲームクリアの人が徐々に増えていく。
振り返ってみるに、LV30前後くらいが一番面白かったなあと感じる。炎の神殿あたりがピークだな。
生産も金さえあれば割とあっさりと達人になれるので、初期に達人になった喜びは1ヶ月もすると周りみんな達人で台無し。ここでもRMTマンセー
ある種のステータス的なものがRMTであっさりゲットできるというのは如何なものかと思うのだ。生産BOTすらいるしな。。。
 
結果として、システムと運営が負のスパイラルを増幅してしまったことは残念なことだと思う。来年までにサービス終了の可能性もあるな。
サービス終了もあると言ったのは人数がいないとどうにもならない壁があるからで、現時点で上層要塞戦とか魔族がほぼ取得不可能になっている過疎状況および
ドレドギも戦う相手がいない(いても俺つええRMT集団のみ)のでは既存コンテンツすら楽しめないからだ。少なくとも鯖統合はあると見る。
 
ただ、飛空の概念など今までにないシステムが提示できたことは今後のMMOにとってプラスになったと信じたい。反面教師的なところも含めて。
今回、運営があまりにアレ過ぎたことで、運営として目指すべき点も明確になったのではないだろうか。RMTBOTの取締りは勿論必要として、露骨な
公式RMT推奨はご法度。パッケージにアイテムを付けて売るのが許されるのはアバター系だけだな。わざわざ公式RMT宣伝なんてしなくても、
ゲーム内で開ける課金ストアに安価で有用な消費アイテムを置いておけば勝手に売れる。GrandFantasia然り、DDO然り。
ユーザーとしては、欲しいものがおもむろに置いてあるとつい買ってしまうものなのだ。ドルアーガみたいに高いと引くが、安いと気づかぬうちに
結構使ってる。所詮元手が要らない仮想アイテムなんだから、安くていいんだよな。そして無くてもゲーム内の活動に支障がないのが一番重要。
課金アイテムが無いとどうにもならないゲームは遅かれ早かれ自滅する。あくまであると便利、なのが肝。
そういったところに配慮ができる運営が生き残っていくだろう。NCJの課金しろしろ広告は露骨過ぎた。イベントの殆どが課金絡みだもんなw
運営としてはイベントを積極的にやるのも重要だろうけど、最低限やるべきことをやったあとで、というのが大前提。
最低限やるべきなのはゲームによって違うので一概には言えないが、不具合解消であるゲームもあるだろう。AIONの場合は害虫(BOT等)駆除を最優先やるべきだったという事だ。
運営が一番の害虫だったというのは笑えない話だ。。。