自分とコンピューター史(1) 〜PC88編〜

先日のROのチャットでPCの話とかしていて、ふと昔のPCのことを思い出したので、つらつらと書いてみる。
初代PCはPC88-MA2で、なんとか親を説き伏せて買ってもらった。当時30万円位した記憶がある。
だが、当初からドライブの調子が微妙におかしく、たまにフロッピーディスクを読まないことがあった。
本当なら修理なり初期保障でPCを出しておくべきだったのだが、一度修理に出したら数カ月は戻ってこないという噂だったので、
その間ゲームができないのが怖くて修理に出せなかった。
PC88のMA2自体は当時は先進的?で2HDを読めるPC88(普通のPC88は2Dしか読めない)だったがあまり役に立たなかった機能だなw
他のPC88と比べてディスクのアクセス音が無駄にでかく、夜はゲームしていると一発でばれた。そのため、
苦肉の策として布団でくるんで夜中にゲームすることもあった。。。今考えるとよく静電気でやられなかったなとw
 
PCと同時に買ったゲームがイース2とソーサリアン。元々店頭に展示されていたイースなどに憧れて買ったので、イース2も即ハマった。
当時(ザナドゥソーサリアンまで)が日本ファルコムの全盛期だったな。最近になって空の軌跡などで若干息を吹き返してはいるがいつまで持つか。
ファルコム系以外ではまったのはスタークラフト社のマイトアンドマジックシリーズとファンタジーシリーズ。
マイトアンドマジックは残念ながら2はPC88の性能では出せなかったので、PC98ユーザーが楽しんでいるのを指をくわえてみているしかなかった。
ファンタジーシリーズは3が特に秀逸で、猿のようにやっていた。和泉もこの辺をやっていたような。
PC88の性能限界で移植できなかった作品としては他にロードス島戦記がある。PC98買ってからやりまくりましたw
 
あとの柱としては今は亡きグローディア(元バショウハウス)系のサバッシュ―エメラルドドラゴンのライン。
サバッシュはもともと友人のS田に勧められたもので、パッケージを見て「なんかダサそう」と思っていたが、「面白いって」としきりに
勧めるのでやってみたらハマった。ここで初めてグローデイアの作品に触れた。音楽も操作性も当時から一級だった。
POPCOMというPC雑誌でサバッシュの攻略について書いており、そこで南辰真氏のイラストがあったのがサージ3姉妹という魔道師ジャダの娘たち。
描かれていた長女シャフルナーズ・次女ファラナーク・末娘アルナワーズが(・∀・)トテモイイ!!と衝撃を受け、以後その名前を使うようになった。
ゲーム本体も遊び要素が満載で、ハイドライドに対抗してストゥーパ200という200階建ての塔があったりと内容も斬新であった。
ちなみにサバッシュ自体はマイナーで、実際のグローデイアファンが増えたのはエメラルドドラゴンからが多いのではないだろうか。
グローディアのラインはそのあとはアルシャーク>ヴェインドリームと続いてバイブルマスターで最後となる。
そういやアルシャークも伏線ぽいのがあった終わり方だった気がしたけど、アルシャーク2の噂もあったくらいだ。出なかったが。。。
グローディア内部でプログラマーシナリオライターと絵描きのいざこざ(金銭絡み)があったとか噂もあったけどどうなんだろう。
雑誌でエメドラ外伝が掲載されたけどすぐ立ち消えになったことが真実の一片を物語っているのかもしれない。
 
他には光栄の信長の野望シリーズ(戦国群雄伝など)もやっていた。昔は面白かったが今の三国志や信長はあまり進歩ないな。。。
期間にしてPC88は6年くらい使っていただろうか。HDDやCD-ROMなんてのも無い時代で、ひたすらフロッピーディスクの入れ替えを
してゲームをやっていたのはいい思い出である。T&Tの12枚入れ替えは苦行だったが(゚д゚)y.oO