加速世界

本が尽きたのでアクセルワールド1-7、ダブルクロス1-2、ランジーンコード1-2購入。次はソードアートオンラインあたりか。
薄い本だと電車の往復だけで終わってしまうからな。それこそ境界線上のホライゾンが1粒で3度くらいおいしい。
 
アクセルワールドを読み進めてみたが、これは結構というかかなり面白い。首筋に刺すニューロリンカーを恒常的に使っている
ニューロリンカー世代の中でも適性のあるものが仮想世界の対戦ゲームに参加できるバーストリンカーになることが出来、
そこでの自身の形状・武器・必殺技は心の傷などを元に構成される。かつての時間に戻りたいという強い思いが時間を巻き戻す
技になったり、剣道部時代に先輩から突きでいじめられた記憶が杭を射出する武器となったりという具合。ISとはまた違った
展開の妙があり、設定が上記のために必然的に心の闇と向き合い、乗り越えていく展開となり心にガツンと来る。
最新刊では、心の闇に喰われた親友を救うため、再度親友と激突するシーンが特筆モノだ。終わらせ方も巧い作者で、
エピローグで締めるのが一般的な風潮に対して、「そこで終わるか〜!?」的な引きが多くて次が待ちきれない。
演出が巧みな今後も期待できる作家な気がする。
 
ここ最近読んだモノの個人的評価(10段階)
アクセルワールド:8
緋弾のアリア:7
ランジーンコード:6
IS:7