廃刊

昼間に秋葉原に出張してすご攻を買いに行ったら、なぜかタイトルに「FINAL」と。
買って中を見たら今月ですご攻が休刊。な、なんだってー!
理由はすご攻が十分な売り上げを上げていないからと双葉社が判断したからのようだ。
媒体が紙の事業はどこもインターネットの普及で情報をネットで集められるようになったことで
売り上げ自体は確かに縮小していっていると思うけど、この辺のニッチな市場では市場自体を
盛り上げるために赤字でない限りは紙での情報発信も必要だと思うわけです。
これがソフトバンクだったら続いていると思うと残念だ。
 
ちなみに紙であることのメリットは形として残していけることがあるな。ネットでも残していけるとは思うが、
履歴を保存するサーバーをずっと立ちあげてないといけないし、過去ログを永遠に残して随時参照できるように
するにはコストがかかる(しかも随時増大)。DVDなどの媒体も年数で劣化することを考えると、数十年、100年単位での
情報保存の方法は真剣に考えるべきかもしれない。インターネットなんてたかだか15年程度の歴史しかないので
まだ昔の情報が検索できないといった事態は少ないが、今から15年後に「30年前のデータ」を検索しようとしたら
何も残っていませんでしたなんてこともあるかも。
 
話は戻るが、編集者の座談会のコラムで、「数年前はもっとネトゲ市場が盛り上がっていくと思っていた」というのが激しく同感。
今やネトゲ勃興期のタイトルが延命を図るだけで有象無象のタイトルが現れては消えていくだけの状況。
ユーザー自体も目が肥えてきているというのはあると思うけど、それにしても「新しいモノ」を生み出せなさすぎではある。
開発もサービスも多大な費用がかかるため、最初期の「成功」タイトルの真似をしようとしてもどこもできないという背景もあるけど。
初期FFみたいに開発100人単位をつぎ込んでいけるとこはもう無いので、どんなゲームを作ってもすぐに廃人に隅々まで探索される。
その結果、「内容が薄い」というレッテルを貼られて即終了というのが殆どで、業界全体が閉塞している。
R2を見ても、この程度しか作れないのか。。。という印象。今後期待できるのはNCソフトのAIONとDiablo3くらいか。
今後安定的に収入を見込めるのはアバター系課金アイテム販売するゲームしかないんではなかろうか。
 
一応最初は真新しかった最近のネトゲとしては
ドルアーガ・・・システムのアイデアは良かったが、消費アイテムが課金前提なのが厳しかった。ROで言えば白ポ1本リアル10円みたいな。
          アバターアイテムもシャレにならんくらい金食うし、月4-5万使っていてダメポであった。
          装備も課金前提で、レベルが上がるにつれて課金一式で固めていることが基本になる。LV10ごとに防具買替で防具一式3000-5000円。
          また、、強化が必ず成功するアイテムが800円。+2まではなくても自動成功だったか?で+6にするのに4つ使用で3200円なり。
          攻撃力などの上昇は%で上がるので強化は必須。とかやってると10LVあがるごとに7000-9000円くらい消えていく。あほかと。
コンチェルトゲート・・・内容は悪くないが最初にサーバーの問題でつまずいてユーザーが激減した。あとはペットに比重が偏りすぎて
          (PTではペットに範囲魔法を常時使わせるのは暗黙の了解)、アップデートの方向もレアペットやそれらをゲットできる
          期間限定クエスト追加ばかりでイマイチ好きになれなかった。今はどうか知らないけど基本ペット育成ゲー。
          せっかく生産も重視しているのだからペットよりそちらを拡張してほしかった印象。
          ちなみに課金体系はかなりアレで、銀行を課金で拡張していないと殆ど何もできない。キャラ枠も同様。
          全部満足できる枠にしてしまうとリネ2より高くなる。それプラス課金アイテム販売で大幅に金がかかる。