急に石原やらフランス大統領が｢原子力がないと我々の生活は成り立たない｣と喚き始めたが、果たしてそうだろうか？
昔は太陽光発電は高コストで原子力発電の方がコストパフォーマンスが良かったというのはあると思うが、現在の
時点では太陽光発電もかなりコストは下がっており、孫正義もその点に着眼してクリーンエネルギーとして強調している。
逆に原子力は今回のような想定外の事故の際の事後費用がとんでもなく、今も依然として福島原発は危険な状況にあり、
まだしばらく大金をつぎ込まないといけないだろう。原発自体10年程度の運用を想定しているはずで、福島原発は
老朽化してなおそのまま稼動させないといけないほどメンテ費用が高いということだ。ちなみに原発は設計にGEが
関わっていて、GEは俗に言う闇の政府(巨大財閥の集まり)の直轄の企業。今原発の設置を止められると金づるが
無くなってしまうから裏から手を回して代理人を使って｢それでも原発は安全！低コスト！｣などとふざけた事を
訴えている。そんなに安全だと主張するならお前ら原発の隣に住んでみろと。ちょっと事故れば死ねるから。
移行には時間が掛かるので(代替エネルギー発電所を建てるまでなど)、確かに今すぐ原発を全面ストップは
出来ないが、計画を立てて徐々に変えていく必要は絶対にある。各国でも原発反対の気運が高まることを期待したい。
この前テレビのドキュメンタリでもやっていたが、海外でもクリーンエネルギー事業者の契約数が増えているそうで、
日本でもノン原発を前面に出せば売上げが上がるのではないだろうか？
余談だが、福島原発は未だに予断を許さない状況。水温が上がる＝機器は止めたのだろうが、内部では核融合が
まだ続いている、と考えていいわけで、1.5ヶ月たった今もメルトダウン・水蒸気爆発が今後起きる危険がまだある。
結局のところ、一号機のように全て水棺にせざるを得ないのではなかろうか。水位が低い＞増水＞高くなりすぎたので
下げようだの、海水だと中の機器が動かなくなるから真水にするだの余計なこと(後でまた使えるようにしたい)を考えるから
被害が拡大してしまうのだ。速攻で全部沈めるべき。事の深刻さを理解してなさそうな東電上層部が怖い。
