eスポーツの終焉

TGSでeスポーツ大会の優勝者に十分な賞金が支払われなかった
という事件があった。今後も似たようなことは起きると思うが、
そもそもeスポーツなんて今後も流行らないというのが個人の見解。
確かにeスポーツに代表される格闘ゲームは一時代を築いたのは
確かではあるが、今更格好良さそうな横文字を冠して盛り上げ
ようとしたところでたかが知れている。
 
今後も格闘は右肩上がりに盛り上がっていくんであれば
ゲーセンが衰退することもなかっただろう。インカム目当てで
多くのゲーセンが格闘ゲーム偏重にした結果、格闘とクレーンの
ゲームばかりのゲーセンが増えて面白みがなくなり、客足が
遠のいて行った。昔は電車の駅1つあたりゲーセンが2-3個は
あったものだが、今は1個あればいい方。これも時代の流れだ。
 
なので無理にeスポーツを喧伝しようとする流れは傍から見ると
定年過ぎた老人に鞭打って稼がせようとしている感じ。
国が後押ししてプロゲーマーのイメージも払拭していけば
ワンチャンあるかも知れんが、プロゲーマーを管理する団体に
悪いイメージしかない上に、ゲームがお上手=いつまでもゲームの
コントローラー持ってピコピコしている子供、というのが
今の20-40代のゲーマー層の親の世代の意識だ。つまり60-70代の
政治家どもも同様の偏見に満ちていることを考えると
国がゲーム産業を振興していくこと自体があり得ない。
そういう意味で日本でプロゲーマー制度が栄えること自体が
将来的にも考えられない。ゲーム大会をちょっと豪華な賞金で
たまにやるという程度ならいいと思うがね。
 
加えて、eスポーツって大会1個開催するのもかなり金がかかる。
国内EVOなんぞ数千万円規模の金が掛かってるぞ。そんなん元が
取れるわけないだろうに。どう考えても出ていく金の方が
入る金よりも多いので、金持ちの道楽以外にゲーム大会なんて
出来ないと思う。サイゲみたいに儲かり過ぎて数億の
グランサイファーの模型を作っちゃうような頭のおかしい金の
使い方ができる企業はともかく、利権求めて集まったハイエナの
集まりの団体ごときでは今後も何も出来んのではないだろうか。